漁師の魅力
まき網漁師は、『カッコイイ・稼げる・革新的。』漢(おとこ)たちは日々の漁によって鍛えられ逞ましく、成果報酬制度のお陰で、大漁の際には相当な額を稼げます。また、最新のまき網船は高性能のレーダーや漁獲機器が搭載されており、漁獲の為にハイテク技術を駆使する革新的な集団です。竿で魚を釣るのとは違い、4-5船に約50人の漁師達が乗り込み、一丸となって大漁を目指すチームプレイの仕事です。約20日間、数十人の漢たちが同じ船の中で生活を共にします。そんな漁師は皆、『力強く。荒々しく。でも、優しい。』
月夜間(つきよま)
まき網漁師は毎月、満月前後が休暇となります。昔から満月には魚が獲れないとされ、その期間中7日前後は港に戻り体を休める期間となります。これを月夜間(つきよま)、特に生月島では白月(しらつき)と呼び、期間中、近郊の街は漁から戻った漁師達で賑わいます。

基本的な役割
● 甲板部の仕事
漁獲の為の作業全般を行うのが甲板と言われる仕事です。船を操縦・魚の群れを探索・ワイヤーやロープを操った網の巻き上げたといった仕事を行います。船団のトップであり全ての決定権を持つ漁撈長から・船長・通信長・料理長・見習いの漁師たちまでが、この甲板の仕事を分担して効率的に漁を行います。
● 機関部の仕事
機関場の仕事はまさに船のエンジニアです。エンジンを動かし、漁労に使われる各装置・機械全般の動作やメンテナンス業務を担い、船を正常に動かす為、メカのスペシャリストたちがその業務を担っています。機械イジリが好きで、物を組み立てたり修理したりするのが好きな人に向いた業務です。
船団の組織図と役職
● 漁撈長
魚を獲るポイントやタイミングを決定する集団の親分。全ての漁労責任を背負い指示を出す漁獲リーダー。重い責任が伴うが、最もやりがいがある。選ばれし者だけがたどり着ける、まき網漁師憧れの存在。
●船長
舵を切る各船のリーダー。航海の決定権をもち乗組員全員の安全を守る存在。漁獲業務でも漁労長に次ぐ発言権と決定権を持つ存在。海洋国家資格、海技士免許が必須。
●機関長
エンジンを管理するリーダー。船に搭載された機器全般の管理責任を担う。消耗品で故障の多い船の機械を常に把握している機械のスペシャリスト。海洋国家資格、海技士免許が必須。
●一等航海士
海洋国家資格、海技士免許の取得者。各船に必ず一人は必要とされる。次期船長、漁労長候補として漁労のサポート、また若手乗組員のリーダー的存在。
●一等機関士
海洋国家資格、海技士免許の取得者。各船に必ず一人は必要とされる。機関長と共に機械の管理責任を担うエンジニアであり、若手機関員のリーダー的存在。
●通信長(局長)
陸上スタッフとの漁獲状況の通信や、他船団との航海経路の通信作業を行うスペシャリスト。海上無線通信士の4級から。
●料理長
船員全員の料理を作るコックさん。栄養や好き嫌いを把握し、偏りのないメニューを考える船の台所。船員の健康管理も担っている重要ポスト。
